朝、家族を送り出して。
仕事に行って。
帰ってきたら、夕飯を作って、洗濯して、片付けて。
気づけば一日が終わっている。
週4パートで働けている自分を、ちゃんと偉いと思う。
家計を支えているし、家のことも回している。
なのに、ふとした瞬間に胸の奥が重くなることがあります。
「このまま、ずっとこのペースでいけるのかな」
「体力が落ちてきたらどうしよう」
「もう少し余白があったら、私の人生は変わるのかな」
でも同時に、こうも思う。
「収入は減らしたくない」
「今さら大きな挑戦をするのは怖い」
「家族に迷惑はかけたくない」
だからこそ最近、「いきなり辞める」ではなく、「働き方を“組み替える”」という発想が選ばれています。
その一つが、週4のパート勤務から、週3フリーランスへという移行。
収入を大きく落とさず、自由(余白)を増やすための現実的な道筋です。
「週3になったらラクになる」の本当の意味(休みが増える以上の変化)
週3になると、単に休みが1日増えるだけではありません。
いちばん大きいのは、生活の中に“立て直せる日”ができることです。
- 体調が揺らいだ週でも、崩れっぱなしになりにくい
- 通院・役所・買い出しなどを平日に寄せられる
- 家の中が荒れにくくなり、気持ちが落ち着く
- 「自分の予定」を入れても、罪悪感が減る
時間が増えるというより、人生の主導権が少し戻ってくる感覚。
これが、40〜50代の働き方にとって大きい変化になります。
でも一番こわいのは「収入が減ること」— ここをどう乗り越える?
「週3にしたい」
そう思っても、現実にはこうなりがちです。
- パートを減らしたら、その分収入が減る
- 生活費は下がらない
- 不安が増えて、結局いつもの働き方に戻る
ここで鍵になるのが、時給の働き方から、“単価”の働き方に寄せていくという考え方です。
パートは「時給×時間」で収入が決まりやすい。
一方フリーランスは「単価×件数」や「継続契約」で収入を作ります。
だから「週3勤務 収入維持」を目指すなら、こういう方向性になります。
- 1件あたりの単価を上げる(価値をセットにする)
- 同じ単価でも時間を短縮する(手順化・テンプレ化)
- 単発より継続を増やす(見通しを作る)
「パート フリーランス」という組み合わせが現実的なのは、いきなり飛ばなくても、少しずつ“単価の働き方”に寄せていけるからです。
週4パート→週3フリーランス:現実的な3ステップ(大きく変えないための手順)
1)まずは「提供できること」を棚卸しする(資格がなくてもOK)
最初にやるべきは、スクール探しより先に、“自分が何を提供できるか”を言葉にすることです。
紙に10個だけ書いてみてください。
- 人から頼まれがちなこと
- 苦じゃない作業
- つい丁寧にやってしまうこと
- 過去の職場でやっていたこと(小さくてOK)
- 家の中で当たり前に回している段取り
例:事務処理、入力、日程調整、資料整理、文章作成、家計管理、片付け、SNS投稿補助など。
「得意」じゃなくても大丈夫。
続けられるのは、たいてい “再現できること” です。
2)週末に“小さく受ける”導線を作る(まずは1件でOK)
いきなり営業を頑張る必要はありません。
最初は「市場を覗く」→「小さく受ける」くらいで十分です。
未経験でも入口になりやすい仕事は、例えばこんなものがあります。
- 事務代行(入力・整理・請求書周りなど)
- オンライン秘書(スケジュール調整・連絡・簡単な運用)
- ライティング(体験談・まとめ・商品紹介の下書きなど)
- 文字起こし/データ整理
- SNS運用の補助(投稿作成・予約投稿など)
ここでの目標は、これだけ。
「1件受けて、1件納品する」
この“納品できた”経験が、「私にもできるかも」を現実に変えてくれます。
3)収入の見通しが立ったら「パート日数を減らす」相談をする
いきなり退職より、まずは週4→週3の相談。
この方が、家計も心も守りやすいです。
相談前に準備したいのは2つ。
- 業務が回る引き継ぎ案(手順書化、締め日の共有など)
- 感情ではなく“事情+代替案”で伝える言い方
例:
「家庭(または体調管理)の事情で働き方を見直したい」
「週3でも業務が回るよう、手順を整えます」
「曜日は固定します(繁忙期は調整します)」
“辞める”より“減らす”。
この選択が、自由を増やす近道になることがあります。
つまずきやすい3つの落とし穴(先に避けておく)
- いきなり「稼がなきゃ」で飛ばして疲れる
→ 最初は収入より、納品経験を優先。 - 単発だけで回して、不安が続く
→ 小さくてもいいので、継続契約を意識する。 - 何でも屋になって、単価が上がらない
→ 棚卸しで出た“再現できること”に寄せていく。
今週末にできる「第一歩」3つ(押しつけず、選べる形で)
計画書のこの時期は「第一歩」フェーズ。
大事なのは、“決意”ではなく 小さく動ける状態を作ることです。
1)棚卸しを10個書く(15分)
「できること」を言葉にすると、不安が具体的になります。
2)「パート フリーランス」で検索して、働き方例を3つ読む
“自分に近い形”を知るだけで、選択肢が現実になります。
3)募集を10件だけ眺める(応募しない)
単価・内容・求められることが分かると、次の一手が決まります。
まとめ:働き方は「変える」より、「整える」でもいい
週4パートを続けることは、立派です。
でももし、「収入は落としたくない。でも自由は増やしたい」と思っているなら、
選択肢は“転職”か“我慢”だけではありません。
パート × フリーランスという形で、少しずつ働き方を組み替える。
それは人生を劇的に変えるためというより、
“これからの自分が続けられる形”に整えていく方法でもあります。
「『私なんて』」が口ぐせになりそうな日ほど、
まずは週末にひとつだけ、できそうなことから。
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