LINE構築とメディア運営で描く「自分らしく生きる」道|メディア集客アドバイザー榎戸百奈さんにインタビュー

「誰かの役に立ちたい」という想いを軸に、看護師からWebマーケティングの世界へ転身した榎戸百奈さん。現在は、LINE公式アカウントの構築支援を中心に、30代の働く女性向けメディア「ミーパス(mepath)」を運営しています。

かつて集中治療室(ICU)の看護師として命の現場に立ち、その後、コロナ禍をきっかけにフリーランスの道を歩み始めた百奈さん。「自分らしく生きる道」を自ら切り拓き、同じ悩みを持つ女性たちへ情報を届けることに情熱を注ぐ、彼女のこれまでの歩みと未来へのビジョンについてお話を伺いました。

目次

百奈さんの経歴とプロフィール

MiiCanvas編集部

これまでのご経歴と、現在の道に進んだきっかけを教えてください。

百奈さん

私はもともと、大学卒業後から5年半、看護師として集中治療室(ICU)に勤務していました 。4、5歳の頃から「人の役に立ちたい」=「看護師」と思っていてそれを実現した形になります。

並行して副業としてSNSマーケティングを学び始めました。今の仕事をするきっかけはそのスクール仲間からの問いかけでした。

フリーランスへの転機と「後押し」

ー安定した看護師から独立を決意されたのは、なぜでしょうか?

百奈さん:
病院ってどうしてもマイナスの状態を、プラスにはできないんですよね。ゼロに限りなく近づける。ちょっとマイナスみたいなところまでしか持っていけないので、やりがいはあるんですけど、限界をずっと感じた状態でした。その中で日々の業務に追われるっていうところが、何となくしっくりきていなかったんです。

大きな後押しになったのは、切磋琢磨していた副業仲間の存在とコロナ禍です。当時、病院に行っても仕事がなく、「私は何のために毎日病院へ通っているんだろう」と疑問を抱くようになりました 。

仲間たちから「もう(病院を)やめちゃいなよ」と声をかけられ、2020年の夏、思い切って辞めました。もともと年度末に辞めるつもりでしたので、半年繰り上げた感じです。

現在の事業内容:ファンを増やすLINE構築とメディア運営

MiiCanvas編集部

現在はどのようなサービスを提供されていますか?

百奈さん

現在は主に、LINEアカウントの構築と運用支援を行っています。その他にも、名刺やZoom背景、パンフレットなどのデザイン制作も手がけています。これらは「クライアントさんの魅力やサービスを正しく伝えるためのツール」として提供しています 。


―数あるSNSの中でなぜLINEを選ばれたのでしょうか。

百奈さん
以前はInstagramやXの運用代行も経験しましたが、それらは「認知」には向いていても、店舗への来店や実際の売上に繋げる「再現性」を出すのが難しいと感じたからです。対してLINEは、すでに商品やサービスを知っている方のための媒体です。私は、”理念を共有してファンを増やす” ことが得意なので「リピーター戦略」や「ブランディング」という部分のお仕事に注力しています。認知を取るためのサービス・施策を持つ企業はたくさんありますが、情報を自由に得られる今の時代は、知っただけでは購入や来店に繋がりません。だからこそ私は、店舗やサービスを知ってもらった後の「濃いお客様とつながる」部分に特化しています 。

―お客様とのやり取りで印象に残っていることはありますか?

百奈さん
はい。あるクライアント様からは、「LINEをちゃんと整えたら、お客様に “見やすくなった” と言われて、隅々まで見てもらえることができるようになり、気軽なLINEでの相談も増えてきました。今まで電話でやり取りしていましたが、LINEでできるようになって便利になりました。」というお声をいただきました。また、クライアント様のLINEを見たお客様から、自分のサロンのもやってほしいとご紹介もいただきました。

30代のライフキャリアメディア「ミーパス(mepath)」について

百奈さんは、自身の経験を活かし、30代の女性をターゲットにしたメディア運営にも力を入れています。

MiiCanvas編集部

ミーパス(mepath)」の名前の由来を教えてください

百奈さん

「ミーパス(mepath)」は、「Me(私)」+「Path(道)」から名付けました。「自分らしく生きる」という意味を込めています 。

30代の働きながら子育てをしている女性へ必要な情報を届ける」というコンセプトのもと、最新の子育て支援情報やキャリアのコラム、ロールモデルとしての女性起業家へのインタビュー記事などを掲載しています。

―今後「ミーパス(mepath)」をどのようなメデイアにしていきたいですか?。

百奈さん
実は私自身、子供を産む前は『時間は自分で作るものでしょ?』なんて正直思っていたところがあったんです。でも、実際に産んでみて、体力的な限界もありますし、物理的に無理なことは無理なんだな、ということが分かりました。

今の時代は、いろいろな情報が自由に取れるようになっています。少し前なら『知らなくても当然』で済んでいたことでも、今は『知らないことが損に直結する』時代になってしまったなと感じています。

だからこそ、『ミーパス』を ”子育て支援の話” というような、最低限押さえておくべき最新の情報がちゃんと手に入る場所にしたいんです。地域によって細かな差はありますが、まずは一般論として『あ、こういうことを知っておかなければいけないんだ』という気づきを得てほしい。

『これだけ見ておけば、ひとまず安心だよね』。そんなふうに思ってもらえるポジションになれたらいいなと思っています。

仕事と子育ての両立、そして大切にしている価値観

MiiCanvac編集部

1歳のお子さんを育てながらの事業運営で、工夫されている点はありますか?

百奈さん

今はまだ自宅保育なので、4月に保育園に入るまでは、いかに自分が動ける時間を見つけるかが毎日の課題です。子供の日々変化していく貴重な時間も大切にしたいので、夜は子供を早く寝かせることを徹底して、その後に自分の時間を作るようにしています。少し睡眠不足にはなりますが。

あとは「他の人の力を借りること」を今は何より重視しています。夫はもちろんですが、託児所など預け先をいくつか確保して、「今日は本当に集中したい」という時は、安心してお任せするようにしています。

―忙しい日々の中での、リフレッシュ方法は何ですか?

百奈さん
私にとって、仕事は「趣味」と言えるくらい大好きなものなんです。だから、仕事ができる環境にいること自体が、私にとって最大のリフレッシュなんですね。むしろ、思うようにお仕事が進まないことの方がストレスになっちゃうくらいです(笑)。

MiiCanvas編集部

仕事に対する価値観を教えてください。

百奈さん

看護師をしていた頃からずっとなのですが、私の仕事に対する価値観は、本当に「人の役に立ちたい」という思いなんです 。

以前は、役に立つこと=看護師だと思っていましたが、他の分野に目を向けたとき、どのお仕事も結局のところ「誰かの役に立つこと」であるという根本は変わらないんだな、と気づきました 。それに気づいてからは、やることは何だとしても、ただ「誰の役に立つか」を自分の中でしっかりと決めて取り組んでいけばいいんだ、という思いで今の仕事をしています 。

ですから、私の価値観は「本当に人の役に立てるかどうか」「ちゃんと誠実に向き合えるかどうか」ということです

SNSの世界は結果が見えにくい部分もあり、中には言葉巧みな業者さんもいらっしゃいます 。でも私は、こに対して徹底して誠実でありたい。できることは「できる」できないことは「できない」とはっきりお伝えしますし、必要なものは必要、いらないものはいらない、とちゃんとお話しするようにしています 。その方の役に立てるかどうかに、どこまでもこだわって動いています 。

百奈さんが描く今後のビジョンと展望

MiiCanvas編集部

今後、どのような未来を描いていますか?

百奈さん

まず子供がもう一人ぐらいは欲しいなと。兄弟が欲しいなあっていうのがあります。今年34歳になるので、私の中ではリミットも少しずつ意識し始めていて 。授かりものなので難しいですが、直近の3年ほどで、もう一度出産や育児をスタートできたらいいなと考えています 。

まずはそこに向けて、仕事の方を自分が動かないと全部ストップしてしまうような状況じゃなくて、最低限の力で回していけるような仕組みをしっかり作りたい。それで、その仕組みを徐々に大きくしていって、子供との時間、家族との時間をちゃんと確保しながら、バランスが取れるような人生を送っていきたいと思っています。 

また、社会の変化は激しく、数年後に今のサービスが不要になる可能性もあります。「何か起きた時に、自分で選択肢を選べる状態」であり続けたいです。

未来をつくる女性たちへ:百奈さんからのメッセージ

MiiCanvas編集部

最後に、読者の方へメッセージをお願いします。

百奈さん

私がフリーランスとして続けてこられた理由は、「諦めないこと、やめないこと」ただそれだけです。一歩ずつでも動けば、自分の中ではクリアだと考えています。

誠実に目の前の人の役に立ちたいという想いをもって「諦めずに、やめない」ことが自分の道を作っていくことだと、百奈さんの優しい表情からうかがい知ることができました。

子育てや仕事、これからのキャリアの両立に日々悩み、立ち止まりそうになっているママさんたちにとって、この記事が「自分一人で抱え込まずに、まずは一歩を踏み出してみる」ための温かなヒントや勇気になりますように。

会社概要

屋号Lys
代表者名榎戸百奈
設立2020年
所在地東京都北区赤羽
事業内容LINE公式アカウント導入支援
キャリアメディア
デザイン制作
Webサイトhttps://mepath-media.com/
SNShttps://x.com/momona_su
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